剥き出しの音がクセになる?メタリカの問題作セイントアンガー

2003年にリリースされたメタリカの8枚目のアルバム。ロード、リロードと共にメタリカのアルバムで問題作とされているのがこのセイントアンガー。 複雑な曲構成、デモ音源のような整合性のない音、ギターソロがまったくない。などかなりクセのあるアルバムになってます。ドラムのスネアのカンカンという気の抜けたような音も特徴的。

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生のエネルギーが伝わってくるアルバム「セイントアンガー」

11月18日にニューアルバム、「Hardwired… to Self-Destruct」が出るので、今回あらためてこのアルバムを聴きこんだんですけど、じつはそんなに悪くない?って思いました。凝った曲展開を減らして曲をコンパクトにしてギターソロを入れれば名盤になったのでは?って思うのは僕だけですよねぇ・・。

個人的には音はこのままの荒々しい感じが良い。生のエネルギーが伝わってくる感じがして。メタリカのアルバムの中でも強烈な個性を放ってて、それがまたいいっ!スネアのカンカンも聴き込んでる内にクセになりましたっ。

このアルバム、曲自体はカッコいいものが多いんですよね。 [1]Franticは攻撃的で張り詰めた緊張感がいい。ギターリフもカッコいいし、ジェイムズのタフでマッチョなボーカルもカッコいい。個人的にはメタリカのベスト5に入る曲。

[2]St. Angerは刑務所で撮影されたミュージックビデオが話題になった曲で静と動のコントラストがカッコいい曲です。ここまでメロディアスなサビは今までのメタリカにはなかったんじゃないかな?疾走パートのドラムはツーバスドコドコですっ。

[3]Some Kind of Monsterはイントロが長いものの、これまでのメタリカにはないようなリズミカルなボーカルラインがカッコいい曲です。キャッチーなサビいいですね。

[4]Dirty Windowは軽快なギターリフで始まる曲でAメロのボーカルラインはカッコいい!ガラッと曲調が変わって静かに歌い上げるところはいらないかな。こんな風にひねりすぎちゃうのがこのアルバムの良くないところだと思う。

[5]Invisible Kidはギターリフはイマイチなんだけど、サビのボーカルがカッコよくて耳に残るメロディラインです。Aメロはリズミカルに、Bメロは静かに歌い上げる感じ。 ここからアルバム後半に行くにつれてダレるなんだよなぁ・・。重苦しくてカオス感たっぷりの曲が続きます。

[9]The Unnamed Feelingはメロディアスなボーカルとドラマチックな曲展開の曲。今までのメタリカにないタイプの曲でなかなか良いですね。 [10]Purify はスリリングに幕を開ける曲で、よく聴くとなかなかカッコいいギターリフがあります。Aメロは静かに歌い上げ、途中で激しくなるジェイムズのボーカルにも注目。 あらためて聴き込んでみると意外と良かったセイントアンガーでした。この時の感情を剥き出しにしたかのような生々しい音。この潔さが男らしい!

こんな感じでけっこう聴き込めばカッコイイところもあるセイントアンガー。聴きなおしてみてもいいかもですよ。

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