あつもりから引っ越しました
MEGADETH

メガデスのセカンドアルバムSo Far, So Good… So WhatのCDレビュー

こんにちはピーナッツです。今日はメガデスのメジャーセカンドアルバム、「So Far, So Good… So What」の紹介です。相変わらずアルバム名が長っ!まあそんなことはさておき、前作の「Peace Sells… But Who’s Buying」の流れを引き継いでいてスラッシーだけどどこかキャッチーという、デイブムステインらしさが溢れています。

Anarchy In The U.K のセックスピストルズのような曲を入れたことで、ポップになった印象を受けますが、4~7までの流れは十分アグレッシブで狂気感を感じます。

Into The Lungs Of Hell インストナンバー。アコースティックギターで始まるのでちょっと拍子抜けするけれど、すぐさまヘビーなリフの応酬。そして弾きまくりのギターソロ。ちょっと単調な感じがするものの2曲目への序章曲と捉え方ならいいんじゃないかと思います。

Set The World Afire テクニカルな高速リフから始まり、 キャッチーで軽快なギターリフにシフトチェンジするミドルテンポのナンバー。ボーカルもキャッチーで聴きやすいです。途中の疾走パートもカッコイイ。

Anarchy In The U.K セックスピストルズの「Anarchy In The U.K」のカバー。オリジナルに忠実なカバーですね。この曲が3曲目にあることでこのアルバムが随分ポップな印象を受けますね。個人的にはアルバムの最後にボーナストラック的に入れてほしかったところです。

Mary Jane メロディアスなイントロで始まるドラマチックな曲です。曲の中間部まではミドルテンポで進んでゆき、その後テンポアップします。その後ブレイクしてからギター一本になるんだけど、このギターリフがカッコイイのなんのって。デイブのリフメーカーとしてのセンスが出まくってますね。曲の始まりと終わりの曲調が全く違うという、これぞメガデスという曲です。

[5]502 ギターのリフのみで始まる張り詰めた緊張感が漂う曲です。歌と歌の間で入る流れるようなギターソロがたまらないですね。ボーカルは終始アグレッシブに攻めてます。メロウにならないとこがいいっ。

[6]In My Darkest Hour パワーバラード的な壮大な曲。重厚感溢れるイントロがこの曲に対しての期待感を膨らませてくれます。語りかけようなボーカルから入るところがいいですね。2部構成になっていて前半はスローでメロディアスなバラードパート。後半は熱く激しい疾走パートになってます。バラードパートから疾走パートに移るときのブレイク、ギターリフ、つぶやくようなボーカルが鳥肌モノです。そして圧巻は弾きまくりのギターソロですね。溜まっていたものを全て吐き出すようなギターソロがこの曲の疾走パートにピッタリはまってます。


Megadeth – In My Darkest Hour

[7]Liar 高速ギターリフだけのイントロがインパクトある曲です。サビなんかはパンクっぽい雰囲気を感じる曲ですね。

[8]Hook In Mouth ドラム、ベース、ボーカルだけの始まりが印象的です。整合感があってまとまりのある曲ですね。終始アグレッシブに攻めるデイブのボーカルの存在感を感じる曲です。畳み掛けるような速弾きのギターソロも最高にクールです。