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楽器別

かっこいいギターリフが詰まっているメガデスの名盤ラストインピース

こんにちはピーナッツです。今日はメガデスの名盤ラストインピースの紹介です。ヘビーメタル、スラッシュメタルの中でも名盤と言われることが多いアルバムです。僕はメガデスの中で一番を選ぶときたらファーストアルバムのpeace sellsか、このラストインピースか迷いますね。聴いた回数は圧倒的にラストインピースのほうが多いですけどっ。

 

ラストインピースは今までのアルバムと比べて、曲としてのカッコ良さが際立ってるって思いますね。ギターリフとか、ソロとか、ボーカルとか一つ一つで見れば過去にもカッコイイ曲がたくさんあります。

でもラストインピースはそれぞれのパートのカッコよさだけでなく、曲としてもカッコイイ。起承転結があるしバランスも考えられている。それでいて丸くならないで尖った所や緊張感も持ち続けている。

このバランスがいいんじゃないかと思いますね。デイブ、デイブジュニア、マーティーフリードマン、ニックメンザという新メンバーに変わりましたが、このメンバーでしか出せないケミストリーのようなものがこのアルバムにはありますね。

1は大きく分けて2部で構成されている曲。前半は速く後半はスロー、そしてラストは再び速くなるという構成です。メインのリフはもちろんですけど鳥肌級にカッコイイギターリフが何個も聴ける曲です。

そして和的な音階を取り入れたマーティンフリードマンのギターソロがこの曲にいいアクセントを加えていますね。マーティーのタメを効かせた叙情的なプレイとデイブの荒々しいアグレッシブなプレイがぶつかりあうことで曲が何倍にもスリリングになってる感じがします。

曲展開はちょっと強引な感じがいかにもメガデスらしくていいです。

2はドラマチックなイントロで幕を開ける曲です。リードギターのハーモニーが映えますね。近未来的な雰囲気を感じる疾走感のある曲です。この曲も2部構成で後半はリズムチェンジして、デイブとマーティンのギターソロバトル。タイプの違うギターソロがいい感じに曲に緊張感を与えてますね。

3 切れ味鋭い高速ギターリフから始まる曲。ドラムも手数が多くて激しいっ。デイブのボーカルとコーラスが交互に歌うところがベタだけどカッコイイですね。

4 ベースリフのソロから怪しげなギターフレーズが絡んでいく。2分以上に渡り長く続くイントロ。その後、ボーカルとギターソロが交互に繰り返しされる。ザクザクと刻むギターリフが心地よいです。曲の終盤ではブレイクからギターリフ、ギターソロで終わる、というメガデスの王道的な展開ですっ。

5 ベースソロから始まるヘビーなイントロ。そこからの疾走パートが鳥肌モノですね。初期のメガデスを彷彿させるテクニカルな高音リフ。

6 不気味な笑い声から始まり、流れるようなギターリフがドラマチックです。ボーカルは一転してアグレッシブな感じ。この対比がカッコイイですね。 泣きのメロディを随所に入れたマーティーのソロが染みるっ。

7 6,7の流れがヤバイですね。2曲ともキラーチューンですからっ。6より7のほうがボーカルもギターもキャッチーなので聴きやすいですね。とにかくまずはギターリフでしょう。デイブの才能がいかんなく発揮された名リフです。ギターリフとギターソロの美味しいところ取りをしたようなフレームです。

そして起承転結する曲構成。日本人受けする曲ですね。そしてとどめはマーティーのドラマチック過ぎるギターソロ。ゆったりと聴かせるところと攻撃的に攻めるところのツボを抑えたプレイが最高にクールですっ。この曲はアルバムのクライマックスですね。

8 ドラム、ベース、ボーカルだけの直線的でシンプルな曲。 語りっぽいデイブのボーカルがセクシーです。

9 アバンギャルドな感じのメガデスらしい曲。 曲の終盤にブレイクしてギターリフ、ギターソロという、これまたお約束の展開だけど、カッコイイんだな〜。繰り返しされるテクニカルなギターリフがたまりませんねっ。