昔はよくベストアルバムを聴いていた。
全部良い曲だから最高じゃんと思ってた。
でもなんか飽きる。
良いものだけだと、良いという感覚が薄れてくる。
寒い日に外から家に入った時は部屋の暖かさがいいなと感じる。
でも、しばらくするとその感覚を忘れてそれがあたりまえになる。
部屋の暖かさを感じるには、外の寒さが必要なんだ。
CDアルバムもそう。
良い曲そうでない曲、両方あるからお互いが映える。
そのほうがアルバム全体として味が出る。
人間関係も同じだよなぁ。
好きな人嫌いな人どちらでもない人、いろんな人がいるから、悩んだり喜んだりできる。
人生で起きることもそうだなぁ。
どんなことも人生に味を出すために起きてるのかもしれないな。