こんにちは!あつもりです。
人はずっと他人と比べることをしてきた。
- 学校の成績
- 背の高さ
- 年収
- ファッション
- 運動神経
- カラオケ
などなど。
自分がそれで良しとすればそれでいいはずなのに、人と比べて上なのか下なのか同じなのか。
そんなことばかり考えて思い悩む。
でも、それはしかたないのかもしれない。
家、学校、会社、あらゆるとところで、比較されてきたから。
あの子は中間テストの成績が何位だとか、あの子の学校の偏差値がいくつだとか、あの子のほうが背が高いとか、あの人はあの年齢で部長になったとか。
比較されて比較されて、それが当たり前になった。
そして、自分でも比較するようになった。
比較して比較して、自分が他人より優位にいたいと願う。
自分が優位だと安心するけれど、そうでないととたんに不安になる。
「なんか違う」
なんとなくでもそう感じたことがあるなら、それは本当の自分の想い。
その想いを大切にしたほうがいい。
あいつに勝つために、周りから羨ましがられるために、絶対昇進して部長になってやる。
頑張って頑張って身を粉にして残業する。
たまに「なんか違う」という心の声がかずかに聴こえるけれど、あいつに負けたくない。
その一心で頑張る。
晴れて部長になる。そのときは優越感で満たされる。でもすぐにまた次の競争が始まる。そうしないと、あいつに負けてしまう。
「なんか違う」今度の声は力強い。
「俺は他人に勝ちたかったんじゃない。充実感のある心が満たされるようなことがしたかったんだ。」
そう思ったときにはすでに定年退職がせまっていた。
こんなことにならないように、周りの声とか、今までの生き方とかに捉われれずに、「なんか違う」と感じた時に、その声を信じたほうがいい。
それは本当の自分の声なんだから。
偽りの自分が言っていることをやり続けても結局心は満たされないまま。
本当の自分が言っていることをやれば心は満たされる。
たとえそれが他人と比較して、下になろうとも、損をしたとしても。
「なんか違う」その声が聞こえたら、すぐに動き出すことが大事。
すぐに、他人との比較をやめることは簡単ではないかもしれない。そうであれば、まずは比較する生活から抜け出すきっかけとなる第一歩を踏み出すこと。
学校で順位を上げるためだけに勉強していることに、疑問を感じたなら、何かスポーツをはじめてみるとか、新しいジャンルの音楽を聴いてみるとか。
会社での出世競争に疑問を感じたなら、副業について調べてみるとか。
「なんか違う」という声が消えないうちに、少しだけ動き出す。
今までと同じループに飲み込まれないように動き出す。
ほんのちょっとの小さな一歩が、なんか違う生き方を変えていく大きな一歩になる。