楽しんでやれば道は開ける

「どうすれば成果が出るのか?」
「もっと努力しなければ」

人はどうしても、成果や効率、結果にばかり目を向けがちです。

けれども、成功を収めている人たちは、意外なほどあることを大事にしています。

それは、「楽しんでいるかどうか」

あのメジャーリーガー、大谷翔平選手もその代表例の一人です。

二刀流でメジャーリーグを圧巻し、昨年には前人未到の50本塁打、50盗塁、いわゆるフィフティフィフティを成し遂げた大谷さん。

彼はインタビューでこう語っています。

「野球をやっていて、ずっと楽しいですね。好きだし、楽しいから続けてこられたと思います。」

何度も怪我を乗り越え、二刀流という前人未到のチャレンジを続けながら、彼は一貫して「野球を楽しむ」という姿勢を崩しません。

もちろん、裏では信じられないほどの努力や準備を重ねているのは事実です。

でも、それらすら「楽しみながらやっている」ことが、大谷さんの凄さの一つでもあるのです。

大谷さんが、もし辛いけど、やらなければいけないからやっているとか、生活をしていくために仕方なくやっている、という気持ちだけだったら、こんなに成功しなかったかもしれません。

楽しければ続けられる

これは、他のどんなことにも言えます。スポーツでも、仕事でも、趣味でも同じです。もちろん視力回復もそうです。

人は「楽しい」と感じることに対して、自然と時間をかけたくなります。

苦痛を乗り越えて無理に続けるよりも、「面白いから続けたい」という状態の方が圧倒的に強い。

結果的に、努力を努力と思わずに続けられる状態になります。

そうすると、気づいたらいつのまにか上手くいっていたということが起こります。

楽しんでいると、脳はリラックスし、柔軟な思考が働きやすくなります。
アイデアが浮かびやすくなり、「もっとこうしてみよう」「こんなやり方もあるかも」といった発想が生まれやすくなります。

義務的にこなしていると、発想は限定されがちです。

楽しんでいる人は、ポジティブな雰囲気を持っています。
その空気は、自分の体にも良い影響をもたらし、また周囲の人たちにも伝染します。

楽しむための工夫

どうやったら楽しめるか?それがなかなか思い浮かばないかもしれません。

でも、まずは楽しもうと思うだけで、今までとは違う気持ちで物事に取り組めるはずです。そうしているうちに自然と発想は浮かんでくるものです。

スポーツであれば、「基礎練習をしっかりやらなければ」と思っていたところを

「たまには試合形式のゲームだけにしてみよう」とか。

自力での視力回復であれば、「たまには自然の中を歩きながら鳥でも探しみよう」とか。

楽しむことは力になる

大谷さんをはじめ、成果を出す人たちは「楽しむことの力」を知っています。
彼らは決して楽をしているわけではありません。むしろ、誰よりも努力しています。

でも、その努力すら努力と捉えずに「楽しんでやっている」からこそ、長く続けられ、より高い次元で成果につながるのです。

もし今、取り組んでることが「苦しい」「しんどい」と感じているなら、視点を変えてみてください。

「これをどうやったら楽しめるだろう?」

この問いかけが、あなたの行動と成果を大きく変えていくはずです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加