ぼんやりと景色を見ていたら輪郭がはっきりしてきた

休日の朝、20分ほど歩いて隣駅のマックまで行った。

そこの2階席に座り、コーヒーを飲みながら景色を眺めていた。

カウンター席から窓越しに、大通りの車の往来が見えたり、駅へ向かって歩く人が見えたりする。

ふと、駅の上の駅名を見ると、今までよりも鮮明に見えている感じがした。

今まで視力の回復を実感するときは、薄い膜が一枚ずつ剥がれていく感じがしたけど、輪郭のブレ幅が小さくなっている感じがした。

ブレ幅が小さいという事は、はっきりと物が見えているということ。駅名の文字だけでなく、車のナンバーもはっきりと見えるものが増えてきた。

感覚的には1.0以上見えている感じ。

このとき思ったのが、ぼんやりと景色を眺めていると見え方がいい、ということ。

考えごとはやめてリラックスしてボーッと見る。

そうするとすーっと輪郭のブレが小さくなり、景色がはっきりしてくる。

これは、余計な思考がなくなり意識が五感に向かっているからだろう。

人間の五感は視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の5つ。

頭の中の思考がなくなり、視覚に意識が集中すれば見え方が良くなるのは当然だといえる。

これは、視覚だけの話じゃない。味覚や聴覚も同じ。

不安なことを考えながら、ご飯を食べていれば、料理の深い味わいを感じられなかったり、音楽がただのBGMとしてしか耳に入ってこなかったり。相手の話してる話が上の空だったり。

意識が思考に向かい過ぎると、五感の機能を十分に発揮できなくなる。

だから、たまにはリラックすることが大事。

いつもリラックスするというのは簡単じゃないかもしれないけど、休憩中や食事中、入浴中なんかは、考え事はできるだけあとに回して、五感を感じみるのがいい。

そうすることで、自分が本来持っている力に気づくことができるし、有難さを感じることもできる。

そのことが、自力での視力回復のモチベーションアップになったり、潜在意識の力を引き出すことに繋がったりもする。

あと、ぼーっとしたリラックス時は、デフォルトモードネットワークといって、脳が活性化されてひらめきが起きやすい状態になる。研究によると、通常時の20倍以上脳が活性化されるみたい。

世界的に活躍してる企業は良いアイデアを生み出せるようにと、会社内にゲームセンターなどの遊びの空間を取り入れたり、リラックスできる環境を整えているところが多い。

ところで、私たちが見ている映像は、最終的には脳で見ているということを知っているだろうか?

目のレンズが捉えた光を網膜で電気信号に変えて、脳に送り、脳が受け取った電気信号を映像にしている。

だから、見るという行為は、目の機能だけでなく、脳の機能も関わっているということ。そういう意味でも、目だけでなく脳の機能を引き出すために、リラックスすることは大事。

今朝は、青空が澄んでいて、そんな空を眺められる目に感謝しながら、視力回復を実感できた。

とっても気持ちいのいい朝。

そんな気分のいい朝を過ごせば、自然と一日が気持ちのいい穏やかなものになる。

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