人前で話したり歌ったりする時の緊張を和らげる方法

いつもありがとうございます!健康コンサルタント×ブロガーのあつもり(→プロフィール)です。

人前で話したり、歌ったりするときに、緊張するかたは多いと思います。日本人は特に、人前で話すのが苦手な人種だそうです。

または、日本人はシャイだから?

人前で話すことは、めったにやらない事だから慣れていない、ということもあるでしょう。

よく言われるのが、日本人は「完璧さを求めすぎ」なのだそうです。

確かに、日本製の電化製品や車は、壊れないことで有名ですよね。ソフト開発の分野でも、完璧さが求められており、ほとんどの企業が、不具合を全てつぶしてからリリースする、というスタイル取っています。

いっぽうで、他の国の場合、ある程度の完成度でリリースして、お客様に使ってもらってから、不具合を取り除いていく。というスタイルが多いですよね。

この「完璧主義」が、人前で話したり、歌ったりするときの、緊張の原因の一つになっているのす。

今回は、完璧主義の話も含め、人前で話したり、歌ったりするときに、緊張を和らげる考えかたについてお伝えしていきます。

完璧さを捨てる

完璧さを求める人は、次のような図式が、頭の中にあるのではないでしょうか?

完璧= かっこいい、良いこと
不完全= カッコ悪い、悪いこと

ですが、不完全なことを、次のように捉えたらどうでしょう?

不完全= 人間らしさがあっていい、親しみやすくなる

完璧じゃないことは、決して悪いことではないという、考え方です。

例えば、恋愛の場合。異性に完璧さを求める人もいますが、

「ちょっと抜けているところが可愛い」

というように、完璧ではないところを好きな人もいるわけです。

不完全さをどう捉えるかは、人それぞれ。そう捉えることができれば、すごく心がラクになりませんか?

人前で話すときも同じです。

理路整然とした話かたや、ボキャブラリーに富んだ話かたは、確かにカッコよく感じます。でも、たとえ言葉足らずでも、心から自分の伝えたいことを話せば、それで良いのではないかと思うのです。

マザーテレサが次のような素敵な言葉を残しています。

「いかにいい仕事をしたかよりもどれだけ心を込めたかです。」

心を込めれば、心に響く。と僕は信じています。

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自分をよく見せようという氣持ちを捨てる

人前で緊張してしまう原因の一つとして、自分をよく見せようという氣持ちが強いことが
あります。

自分をよく見せたいがあまりに、失敗するのを恐れてしまたり、カッコイイ言い回しをしようとして、変に考えすぎてしまったり。

そのことが、緊張を高める原因になってしまっているのです。

自分の中にある言葉以上のものを出そうとしても、それは相手に見破られてしまいます。

「言葉はかっこいいけど、うわべだけだな」

と思われてしまうのです。

また、カッコよく話そうとか、間違えないように話そうと考えすぎると、そのことで頭がいっぱいになり、氣持ちが乗らなくなる、というのもあります。氣持ちが乗らない言葉は、相手の心に響きません。

反対に、背伸びをせずに、自然と出てくる言葉は、心からの言葉なので、相手に伝わりやすいのです。たとえ言葉足らずでも、失敗を恐れず、心からの言葉を話したほうが、ずっと良いと思いませんか?

1人でもいいから届けばいいという思いでやる

大勢の前で話すとき、その人数に圧倒されてしまうことがあります。でも、それは、全員に自分の話をわかってもらいたい、という欲求があるからではないでしょうか?

100人いたら、1人でもいいから伝わればいい。

そんな考えで話せば、すーっと心は軽くなります。そして、心から話せば、必ずわかってくれる人はいます。そのことを、心から信じれば、何も怖くなくなるでしょう。

そもそも、全員に自分の言いたいことが伝わるほうが、難しいことだと思います。経験豊富なプロの講演家でさえ、全員にわかってもらう話をするのは難しい、と言っています。

なぜなら、人間は、それぞれ違った考え方を持っているからです。なので、大勢に伝わらないのが当たり前、1人でも伝われればいい、という氣楽な氣持ちで話すことが、平常心を保つコツなのです。

目の前に100mの高さの壁があって前に進めない。
でも近づくと、実は1mの高さしかなかったことに氣づく。

近づいて壁を登るか、そのままの位置で、壁に怯えて、その場所にとどまり続けるかは、あなた次第ということです。

さいごに

完璧さを求めず、背伸びせず、一人でもいいから自分の想いを伝える。このような氣持ちでいれば必ず、大勢の前でも、落ち着いて話せるようになります。

家族や友達との会話でも、このことを意識してみてはいかがでしょうか?きっと、今より話すことが楽しくなって、人生がよりよい方向に進んでいきますよっ。

今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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