あたりまえの幸せに気づく

昨日から風邪で鼻がつまって味がわからない。
 
苦いとか甘いはわかるけど酸味とか香りがわからない。
味がわからないから料理を食べても楽しくない。
 
こういう時に、臭いがかげて食べれてそれを味わえる、ということがどれだけ幸せだったのかと気付く。
普段はあたりまえにある幸せに気づけないけれど、それを失ってはじめて気づく。
体がきちんと動く、家がある、毎日ご飯が食べれる、学校に行ける、働く場所がある、家族がいる。
あたりまえ過ぎて意識しないけれど、周りを見渡せば、幸せなことがたくさんある。
「あれが欲しい、ああいうふうになりたい。」
ないものを探せばいっぱい出てくるし、今持ってないから不満も生まれる。
まあ、それもいいけれど、たまには今あるものを探して、それがあることに感謝したほうが、心はずっと穏やかになる。
「あ~鼻がつまって辛い」
でも、そのことを味わいながら、鼻づまりが治ったときのことを楽しみに待とう。

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