こんにちは!あつもりです。
昔、自己啓発の本をよく読んでいた時のこと。
ポジティブは良いこと。ネガティブは悪いこと。
そんな風に思っていた。
ネガティブな考えが頭に浮かぶと、
「氣分が落ちてテンションが下がるから考えないようにしないと」
と焦ったり、
子供たちがネガティブなことを言っていると、
「こう考えたらポジティブになるよ」
って、ポジティブな捉え方を押し付けていた。
ネガティブ発言に敏感になり、ネガティブ発言を探しては消す、ネガティブキラーになってた。
でもあるとき、
「ネガティブな出来事や発言は悪いことじゃない。ネガティブはあっていいものなんだ。」
という事に氣づいた。
そうしたら心がずっとラクになった。
ネガティブがあっても、
「しかたがない」
「それもアリ」
と自分や相手、起こった出来事を受け入れる。
そうすれば、ネガティブを受け入れたこと自体がポジティブになる。
そうするとネガィティブな感情を引きずらなくなる。
ネガティブを見ないようにすればするほど、ネガィブな感情を引きずってしまいやすい。
だったら、一度ネガティブを受け入れ、その感情を引きずらないようにすればいい。
ネガティブ→OK→ポジティブ
って感じになる。
それに、ネガティブな感情があるからポジティブな感情に氣づけるってこともある。ずっとポジティブだったら、ポジティブを感じることはできない。
だからポジティブを感じるためにネガティブも必要だってこと。
悲しい感情があるから嬉しい感情に気づける。
寒さがあるから暖かさを感じる。
不安があるから安心を感じる。
闇があるから光がわかる。
ネガティブを感じたら、ネガティブと戦うのではなく、
「今はそういうとき。しかたない。」
「このあとにポジティブを感じるために、ネガティブが起こってる」
そう思えば、ネガティブも味方になる。