熱くて感動できる曲を歌う10-feetの魅力とは

人間味溢れる温かい歌詞、エネルギッシュな演奏。10代から中年まで幅広い年齢層に人氣のあるバンドです。 日本のメロコアバンドは英語詞を歌うバンドが多いんですけど、10-feetは日本語の詩が多いから好き。

10-feetの魅力はこんなところにある

セカンドアルバム「REALIFE」のオープングナンバーナンバー。スピード感のある演奏と胸に突き刺さる歌詞が魅力的です。

サードアルバム「4REST」のBUZZING。メロディアスなサビに乗せた歌詞がいいっ

10feetの曲って曲によっては関西弁で歌うことがあるんですけど、これがダサくならずにかっこよくはまるんですよね。とってもユーモアがあるなって思います。10-Feetの魅力のひとつですね。

バンドの結成は1997年。京都出身。ボーカルのTAKUMA、ベースのNAOKI、ドラムのKOUICHIの3人編成。ラップやハードロック、メタル、パンクなど、様々な音楽を取り入れて、独自の音楽を表現しています。

そんな10-feetですが4年ぶりに新曲「アンテナラスト」を発表したばかりです。時には優しく、時には激しく、切ない言葉を歌いあげるTAKUMAの声が心に染み渡ります。

10-feetの魅力

迷ったときや悩んだとき、氣持ちを代弁してくれる。

40歳になった今、ふとしたときにこんなことを考えたりします。

今のまま変化のない生活を続けていて、いいんだろうか。一度キリの人生。もっと真剣に考えた方がいいんじゃないか?でも家族の生活もあるし、自分に取り柄があるわけでもないし。今それなりに幸せだし。

今のままやり過ごした方が一番無難だよな。 そういえば学生のころは、なんかビックなことがしたいって、いつも言ってたな。懐かしいな。もう大の大人なんだしそんな青臭いこと言ってられない。今のままが一番じゃん。

そんなときに10-feetの曲を聴く。 大人になった自分、少年の頃の夢や思い。純粋じゃなくなってしまった自分。世渡り上手になった分、失った大切なもの。 ボーカルのTAKUMAがよく歌う題材です。

TAKUMAがまさに今の僕の氣持ちを代弁してくれてるじゃん!ってなる。 今の自分に重ね合わせると、ぴったりはまる。「そうそう!そうなんだよ」って。心に染みるんですよね。すっごく共感できるからだと思います。あぁこの人は同じことを考えてるんだって。

ロックスターなのに、目線が一般人と同じ。一般人の氣持ちを代弁してくれる。だから共感できる! 辛いときに悩みを聞いてくれて、ふんふんってうなずいてくれてる感じ。

心にモヤモヤした思い、やるせない思いがあるときって誰かに聞いてほしい。そして共感してほしい。それだけでいいって思う。それをしてくれるのが 10-feetなんです。

あとTAKUMAの書く歌で好きなのは、優しく見守ってくれる歌。つらかったら逃げてもいい、また次がある。頑張りすぎなくてもいいんだよって。「がんばれ!」ばっかだと綺麗事に聞こえるし、疲れちゃう。誰だって自分なりにがんばっているはずと思うから。

僕にとっての10-feetは悩みを話したり、グチを聴いてもらったりする友達的な存在です。ちなみにボーカルのTAKUMAと同い年なんですよ。余計に親近感が沸くんですよね。同じ時代を生きてきたから、共感できるところもあるのかなって思います。

おわりに

みなさんにも辛いときに励ましてくれたり、心の支えになった曲ってありますか?僕は今でもたまに聴くんですけど、「よし!やるぞ」って氣持ちが前向きになります。

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