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犬を飼いたいと思ったけれど、犬が嫌いな家族から猛反対されて諦めた、そんな苦い思い出ありませんか?
我が家でもありました。5人家族なのですが、ある日、8歳の娘が犬を飼いたいと言いました。でも、兄2人は猛反対。だって犬が苦手だったから。
長男は匂いが苦手、次男は小さい時に犬に吠えられた時のトラウマを抱えていたんです。
「なんでだめなの!」
娘は泣きじゃくりました。そのうち鳴き声が激しくヒステリックになっていきました。その姿にイライライした兄2人は、ますます反対の氣持ちを強めていく。
あ~これでは犬を飼うことがドンドン遠ざかっていく。と思いました。
そこで、娘をなだめ何とか、兄2人に賛成してもらう方法はないかと一緒に考えました。そして、後日、改めて2人に話したら「いいよ」という賛成の言葉をもらえたんです!
娘は大喜び!僕も新しい家族が増えるという事で胸が熱くなりました。
そんなわけで、この体験を元にして、「犬を飼いたいけれど、犬嫌いの家族に反対された」という方に向けて、賛成してもらうための方法を3つのステップでお伝えしていきます。
自分の氣持ちは抑えて相手の立場に立つ
相手に同意を求めるときに一番大切なこと。それは「相手の立場に立つ」ということです。
人は相手に反対されると、感情的になり、自分の氣持ちばかり優先させてしまいがちです。
娘がまさにそうでした。
「私はこんなに飼いたいと思っているのに。なんでお兄ちゃん達はわかってくれないんだろう?」
こういう氣持ちになっていました。これでは兄たちの同意を得られるはずがありません。
なぜなら兄たちの氣持ちを完全に無視しているからです。
ここで必要なのことは、まず自分の氣持ちは横に置いておくこと。そして相手の立場に立って氣持ちを考えてみる。これがすっごく大切なんです。
相手の立場に立った時にはじめて、
「じゃあ犬が嫌いな理由はなんだろう?」
と考えるわけです。
嫌いな理由がわかれば、解決策が見つかるかもしれないのです。
何より、相手の立場に立って、相手の氣持ちを汲み取る姿勢を見せることで、相手は自分のことを考えてくれているという氣持ちになります。
この心配りがとっても大事なんです。相手の氣持ちを無視して、自分の氣持ちだけ押し通そうとする人の意見を聞く氣にはなれませんからね。
当然と言えば当然なのです。でもこれが意外とできない。感情的になればなるほどできなくなる。
だからまずは冷静になって相手の立場に立つことが大事なんです。
僕と娘は冷静になって、兄2人に、反対する理由を聞いてみました。
すると、長男は匂いが苦手、次男は昔吠えられたことで、犬を怖いと思っているということでした。
あ~それだったら何とかなるかもって思いました。希望の光が見えてきた瞬間でした。
問題解決に向けての対策を考える
相手の立場に立ったことで問題点がわかりました。今度はその問題点を解決するためにはどうしたらいいのかを考えます。
まずは匂いの問題。これは犬用のシャンプーがある事を知り、それを使えば、匂いはだいぶ抑えられるとのこと。
さらに、毎日きちんとシャワーをして清潔にしていれば、匂いはあまりしないみたいです。これは人間と同じですよね。
あとは、犬の種類によって匂いの程度が違うみたいですね。そうであれば、匂いがあまりしない犬を選べばいい。
次に次男の犬が怖いという問題。犬は初めて会った人に警戒心を持って吠えることはあるけど、飼い主に吠えることはありません。
こっちが警戒して怖がっていれば、犬は同じように警戒して吠えます。でも優しい氣持ちで接してあげれば、犬もなついてくれます。むしろ犬は人を怖がらせるわけではなく、癒してくれる生き物なんですよね。
あとは、犬の種類によってあまり吠えない犬がいるようですから、それを選べばいい。
問題点の解決策とメリットの両方を伝える
問題点の解決策がわかりました。最後は反対する家族に、問題点の解決策と犬を飼うメリットを伝えます。
人はデメリットよりメリットが多いと納得してくれます。ちょっと我慢すれば、もっといい思いができると思うからです。
ですので、まずデメリットである問題点をもう一度再確認します。
- 匂いが心配
- 吠えるのが怖い
そのあとに、問題点の解決策を伝えます。
- 毎日のお風呂に入れて、犬用のシャンプー使えば、匂いは氣にならない
- 犬は飼い主には吠えないので心配いらない
そして、最後に犬を飼うメリットを伝えます。
- 犬はいつでもみんなの味方になってくれる。家族で喧嘩しても犬だけは寄り添ってくれる
- 家に帰ってきて犬がいるっていうのはどんなに安心感があるか
- 防犯にもなる
- 散歩することで健康になれる
- 犬の存在が癒しになりみんなが穏やかな心になれる
何より新たしい家族が増えることで、家族全員が温かい優しい氣持ちになれる。このことが一番大きなメリットだと思います。
デメリット、解決策、メリットを話したところで、兄2人とも「いいよ」って心良く言ってくれました!娘は大喜びでしたよ~。
最後に
犬嫌いの家族から反対された時に、犬を飼うための3つのステップをお伝えしてきました。反対されたときは感情的になり、どうしたら言いくるめられるか、という力技になりがちです。
しかし、議論は人と人とのこと、つまり心と心のぶつかり合い。大切なのは相手の心を感じること。それには相手の立場に立つことが大切なことなんです。
そしてもっともっと大切なのは、決して諦めないこと。犬を飼いたいなら、犬を飼うぞ!という希望を諦めないことです。
娘も兄2人に猛反対されたとき、「これじゃ無理だ」って思ったら、絶対に犬を飼うことはなかったわけですから。
この記事がこれから犬飼う人の役に立つことを信じています。
最後まで読んでいたありがとうございます!