「なぜあの人はこんなことを言うのだろう?」
「なぜあの人はこれをやってくれないのだろう?」
「なぜ嫌なことばかり起こるのだろう?」
「なぜ上手くいかないのだろう?」
思い通りにいかないことが起こると、なぜ?という理由を探してしまう。
怒りの感情が自動的になぜという反応に変わってしまっているというのもあるけれど、
原因を見つければ、そのことが解決するかもという期待もある。
でも、他人の言動や行動、物事が起こることに原因がないことも多い。
たまたま、その人の氣分がそういう言動を起こしていたり、たまたまその出来事が起こったり。
だから、原因を探しても解決しなし、骨折り損のくたびれ儲けになる。
だったら、なぜ?をやめて、
「あの人がこんなことを言うのは理由なんてない。」
「こんなことが起こるのは原因なんてない。」
「ただ物事が起きただけ。」
そうやって起きたことの原因を探さないようにする。
そうすると、物事はスーッと流れていって尾を引くことがなくなってくる。
「なぜ?」という言葉が減れば減るほど、心が軽くなっていって、人生に重さがなくなっていく。