瞑想のはじめの一歩

瞑想をするようになると、頭がすっきりしたり、心が軽くなったり、その結果、体にも良い影響が出るようになる。

心も体も軽くなれば、悩みや焦り心配事が減り、人間関係や起こる物事も上手くいきやすくなってくる。

瞑想というと、その言葉から難しいかったり堅苦しいイメージがあるかもしれない。

でも瞑想はまったく難しくない。深呼吸をするように簡単にできる。

ただ、意味を考え過ぎたり、結果を求めたりすると、つまらないものになる。

だから瞑想をやること自体を楽しむことが大事。

私は瞑想をやりはじめてから、くよくよ悩むことが減り、人生が軽くなって上手く回りはじめたような気がする。

さて、瞑想の第一歩は、「頭の中で何を考えているかに気づく」こと。

昨日喧嘩したことを考えていたら、「昨日の喧嘩のことを考えているな」

と気付いてあげるだけでいい。考えている内容が良い悪いというのではなく、ただ何を考えているのかを意識的に確認する。

頭の中にある考えごとの多くは、無意識に浮かんでいる。

その無意識に浮かんでいる思考を意識的に見る。そうすることで無意識の状態から一瞬抜けることができる。

これが瞑想の第一歩。

頭の中に湧き上がる無意識の思考に気づく、これだけ。

だから、部屋の中でじっと座ってやってもいいのだけど、散歩をしながらでもいいし、電車の中でもいい。

場所も姿勢も関係ないから、すぐに手軽にできる。

だから意味とか目的をあまり考えずまずはやってみることが大事。

頭の中の思考に気づくゲームを楽しむって感じで。

「あ、今明日の予定のことを心配してる」

「頭の中の思考に気づけた。やった!」

みたいな。

慣れてきたたら、その思考が、過去の事なのか、未来の事なのかを区別してみるといい。

昨日の喧嘩の事なら「過去」、明日の予定のことなら「未来」

と頭の中でつぶやいてみる。

それにも慣れてきたら、今度は今に意識を向ける。

今、空を見ていたら「空が青いな」という思考があるかもしれないし、寒ければ

「寒いな」という思考があるかもしれない。

そうやって今感じてることに意識を向ける。

だけど、またすぐに過去や未来に引き戻される。そうしたら、またその思考に気づいて

「過去」または「未来」

とつぶやく。そしたらまた今に意識を向ける。

その繰り返し。そうやって今にいる時間を少しずつ増やしていく。

今にいれる時間が長ければ長いほど、心が穏やかになり、頭も体も軽くなる。

心も体も軽くなれば、焦りや不安、心配事は減り、人生が上手く回り出すようになる。

面白そうだと思ったらまずは「そうなのかな」と思ってやってみる、それが人生を変える第一歩になる。

さらに一歩進んで瞑想の渦に飲みこまれない方法はこちら

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