自分の子供に視力が悪くなってほしくない、そう思うのが親心ですよね。
子供の視力が悪くなって嬉しい親はいないから。
でも気を付けたほうがいいのは、過干渉になること。
特に自分自身が視力が悪い親はそうなりやすい。
子供の目をいたわるあまり、
「暗いところで漫画読むと目が悪くなるから明るい所でやりなさい」
「ゲームのやりすぎは目が悪くなるからもうやめなさい」
「ちょっと休憩したら?目が悪くなるよ」
こんな言葉を連発してしまう。
「目が悪くなる」が口癖になっている。
そういう状態がずっと続くと、
暗いところ=目が悪くなる
ゲーム=目が悪くなる
ずっと目を使っている=目が悪くなる
ということが子供の潜在意識に刷り込まれる。それと同時に
「目が悪くなるかもしれない」というネガティブな感情が芽生える。
それ以降は、
暗いところで何かを読むたびに、「あ~目が悪くなっているんだな」
ゲームをするたびに、「あ~目が悪くなっているんだな」
目を酷使するたびに、「あ~目が悪くなっているんだな」
と潜在意識は思っている。そうするとそういう目が作られていく。
心臓を鼓動させるのも、体を作るのも、潜在意識だから。
こういう話がある。
親がいつも子供に対して
「忘れ物はない?あなたは忘れっぽいから」
と言って忘れ物がないかを確認させていた。
その子供は大事な試験のときに受験表を忘れてしまった。
じゃあどうすればいいのか?
「あまり気にしない」のがいい。
いつも親からガミガミ言われる子供も辛いし、言う親も本当は辛い。
「子供のためだから仕方ない」
と思う気持ちもわかるけど、そう思うならなおさらあまり気にしない、あまり言わない。
そうすれば潜在意識に刷り込まれることもないし、子供ものびのび過ごせるし、親の心も軽くなる。
そうすれば家庭も平和になる。
自分自身の心を健康に保っていれば、子供も健やかに育っていく。