反復することで潜在意識に落とし込む

本やインターネットで知識を得ても、それを知っているだけではできるようになりません。

例えば、自転車の乗り方を知ってるだけでは、自転車を乗れるようにはなりませんよね。

ハンドルを手に取って、サドルに座って、ペダルをこぐ。車体のバランスを取るために進行方向をまっすぐ見るようにする。

こういった自転車に乗るための知識があったとしても、実際に体を使ってやってみなければ乗れるようにはならないのです。

そして、体の動きを何度も反復することで、意識しなくても普通にできるようになるのです。

これが潜在意識に落とし込まれた状態です。

・漢字を書けるようになるまで何度も書く

・計算ができるようになるまで何度もやる

・英語が喋れるようになるまで何度も発音する

・楽器が弾けるようになるまで何度も弾く

これらも同じです。何度も反復して、体に覚え込ませる。

視力回復でも同じことが言えます。

裸眼の状態を反復して体に覚え込ませる。

そうなのですが、視力回復の場合、ちょっと違うところがあります。

それは、すでに潜在意識にメガネを使わないと見えない状態が落とし込まれているということです。

これはメガネを使ってきた期間が長ければ長いほど、深く落とし込まれています。

ですので今度は、メガネを使わない時間を増やしていくことで、メガネを使わなくても見えるということを潜在意識に落とし込んでいきます。

潜在意識を書き換えると言ったほうがわかりやすいかもしれません。

視力回復する上で、メガネを使わないことは眼筋を取り戻すためでもありますが、潜在意識に落とし込むためでもあるのです。

潜在意識についてこんな話があります。

ノミを小さいカゴに入れて長い間飼いました。ノミをカゴから出してみると、本来は1m以上ジャンプできるのに、カゴの高さしかジャンプできなかったのです。

カゴの中ではジャンプしてもカゴの天井でぶつかってしまい、それ以上飛ぶことはできません。

長い間、そのことを繰り返しているうちに、潜在意識に「この高さしか飛ぶことができない」ということが落とし込まれたのです。

だから、いざカゴから出た時に、1m以上ジャンプする力があるにも関わらず、カゴの高さ以上は飛ぶことができなかったのです。

これは本来持っている力があるのに、潜在意識がブレーキをかけてしまったということです。

これは視力回復でも同じで、長い間メガネをかけていたので、メガネを使わないと見えないということが落とし込まれています。

その状態で眼筋を鍛えて見る力が回復したとしても、潜在意識がその力にブレーキをかけてしまうのです。

ではどうすればいいか?

それが、裸眼の状態を反復することなのです。

つまり、メガネをかけない時間を増やしていくことです。

メガネをかけなければ、

・眼筋を取り戻す

・潜在意識に落とし込む

という2つのことが同時にできます。

ただし、潜在意識にきちんと落とし込んで、その力を引き出すには、いくつかのテクニックや心の持ちが必要になります。これはメガネをかけないことだけでは体得できません。

それについてはこちらの記事で紹介していますので、興味のある人はご覧ください。

潜在意識を使った視力回復メソッド

慣れないことをやるのはエネルギーがいります。でもそれははじめだけ。

思い切ってはじめの一歩を踏み出してしまえば、あとは流れに乗っていけばいい。

応援してますよ。

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