こんにちは!あつもりです。
このまえ、視力が1.5から1.0まで下がってしまったAさんと話す機会がありました。
Aさんは、コロナでリモートワーク中心になり、パソコンのディスプレイを見る時間が増え、それまでは1.5あった視力が氣づくと1.0まで下がってしまった、と話されてました。
「これ以上視力が悪くなりたくない」
そう不安に思って、メガネをかけ始めたとのことでした。
このような理由でメガネをかけるかたは結構多いです。
そういう私もそうでした。
見えかたが悪い状態を続けていると、目に負担がかかり、ますます視力が悪くなる。
だからメガネをかけて目に負担をかけないようにすれば、視力の低下を遅くすることができる。
でも一度悪くなった視力は元には戻らない。
このようなことをなんの疑いもなく信じて、メガネをかけはじめたのです。
なぜなら、みんな同じようなことを言っていたから。それが常識だったからです。
いや今思えば、みんなと言ってもせいぜい、親と友達一人くらいに聞いたただけだったかもしれません。
それだけで、自分では深く考えずに、メガネをかけるという大事な決断をしてしまったのです。
Aさんのように、1.5から1.0程度の視力低下でメガネをかけてしまうのは、本当にもったいないと思います。
1.5から1.0の視力低下であれば、生活に支障はないはずです。
0.7まで落ちたとしたって、ちょっと見えずらさは感じますが、普通に生活できます。
でも、その状態に我慢できなかったり、これ以上視力が下がったらという不安が大きくなり、メガネをかけてしまう。
もしからしたら、見えかたが悪くなったのは一時的だったのかもしれないのに。
視力は体の調子や心の浮き沈みによって結構変わってきます。
心と体が不調な状態が続けば、当然見えかたが悪い状態も続くのです。
そんなときは、不安な氣持ちになり、ますます不安になるようなことを見つけるようになります。
目が乾いてドライアイになり、かすんで見えたり、いつも氣にならない目ヤニが気になったり、目がチカチカしたり。
そうすると、
「眼鏡をかけよう」
という結論を出してしまいがちになります。
だって、みんながそう言うから。
不安なときは、たくさんの人が言うことや、権威のある人が言うことを信じやすくなるんですよね。
そこが視力低下の落とし穴なんです。
ここで、メガネをかけてしまうと、視力は低下する一方です。ですが、メガネをかけないで、しばらく様子をみれば、視力が回復する可能性は十分にあるのです。
視力が悪くなるかもしれないという不安をできるだけ小さくして、そのうち視力が戻るということを信じていれば、潜在意識が働き、自然治癒力を使うことができるからです。
メガネをかけはじめるということは、自分の目で見なくていいということを潜在意識に宣言していることと同じです。
潜在意識とは自覚できない意識、つまり無意識のことです。
この潜在意識に、
「自分の目で見なくていい。メガネに頼ればいい」
ということを刷り込むことになるんです。
そうすると、メガネの力に頼るようになり、見る力が衰えていき、視力は低下していきます。
潜在意識が動いてくれないので、人がもともと持っている自然治癒力を使うこともできません。
当然のことながら、視力は回復しないし、さらに視力が悪くなる可能性が高くなります。
はじめはメガネを使うことに違和感を感じていたのが、今度はメガネがないことに違和感を感じるようになっていきます。
そうなったときには、もう完全に「メガネを使わないと見えない」ということが潜在意識に落とし込まれた状態です。
そのころにはもっと視力は低下しているでしょう。
そうはいっても、見えずらくて不便でしかたないというかたもいるかもしれません。
近づいて見るようにする、席を前に移動する。そういった工夫をしても、どうしても我慢できないときは、メガネをかけるのも一つの手かもしれません。
その場合は、メガネの使用は必要最低限にして、普段は外すのがよいです。
でももし、これ以上視力が悪くならないようにメガネをかけるというのなら、それはちょっと考えたほうがよいですよ。
さきほどお伝えした通り、メガネをかけることで視力の低下を防ぐことはできないからです。
潜在意識がメガネを使ったほうがラクと思ってしまえば、見る力はどんどん衰えていくのですから。
一番大事なのは本当は自分はどうしたいのかを、きちんと自分の心に聞いてみることです。
メガネに頼らないで生きていきたいなら、視力が元に戻ることを信じて、しばらくメガネをかけないで様子を見てみる。
メガネを使ってでも、今の不便な状態を改善したいのなら、メガネを使うのもありだと思います。
周りが言うからとか、常識だからとか、そいったことで判断するのではなく、自分がどうしたいか?
そうやって決めれば、どっちを選んだとしても後悔することはないし、気持ちよく過ごすことができると思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました!
僕が歩んできた視力回復の軌跡はこちらの記事をご覧ください。