疲れることで自然治癒が起こる

疲労というと、なんだかネガティブなイメージがある。できれば疲労なんかなければいいと思うかもしれない。

でも、疲れは悪いことじゃない。むしろ体にとって疲れは必要。

体が疲れると、体はみずからを回復させるために動き出す。これは意識してやることではなく、無意識に行われていること。つまり潜在意識が働いている。

そして、ここで体の疲労回復と同時に自然治癒も行われている。

だから疲労は自然治癒を促すことになる。

視力回復でも同じことが言える。

自然治癒を促すためにある程度の疲労は必要だってこと。

頭痛や目の痛みが出るくらい目を酷使するのはどうかと思うけど、普通の生活をしていて起こる疲労は気にする必要はない。

それに、目の疲れは視力低下に結びつかない。

1日中ずっとゲームをやっていても、精密機械を作る作業をずっとやっていても、視力が悪くならない人はいる。

そうはいっても、

「実際にゲームのやり過ぎで目が悪くなったんだけど」

そう思う人もいるだろう。

確かにそれはそうなのかもしれない。

でももしかしたら、一時的に見え方が悪くなっていただけかもしれない。

メガネをかけたことでその後も視力が落ちていったのかもしれない。

プラシーボ効果というのがある。

ある患者が医者に薬を出してもらった。

その医者は言った。

「この薬はとても実績のある薬です」

「これを飲めば病気はすっかり良くなりますよ」

患者はその言葉を心から信じて薬を飲んだ。

数日後、患者の病気はすっかり良くなった。

でもこの話、実は裏があって、医者が渡した薬は本当はただの粉だった。

患者は医者の言葉を信じ、もらった薬を実績がある良い薬だと思い込んで飲んだ。

だから治った。

つまり、病気を治したのは薬ではなく、患者本人だったということ。

このように、何を信じるか、というのはとっても大事。

「ゲームをやり過ぎると目が悪くなる」

「目が疲れると目が悪くなる」

「暗い部屋で本を読むと目が悪くなる」

「寝ながらテレビを見ると目が悪くなる」

そういう思い込みがあれば、本当にそうなってしまう。

潜在意識は自分が心から信じていることを実現しようとするから。

だったら、自分に不都合な思い込みはなくしたほうがいいと思いませんか?

そして自分に都合のよい思い込みに変えればいい。

「目の疲れは回復と自然治癒を促す」

そう思い込んでいればそうなっていきますよ。

大事なのは、自分がどう感じたかということ。

目を使いすぎた時に、

「長時間目を使い続けるのは視力低下につながると言われているから」

という常識に囚われてしまうんじゃなく、自分がどう感じてどうしたいのか?

「なんだか気分が悪い」

「もう休みたい」

と体が感じているなら休めばいい。

「疲れていない」

「まだやりたい」

と感じているならやればいい。

他人の声に振り回されず、自分の声を聴くことがとっても大事。

そうやって少しずつ進んでいけばきっとうまくいきますよ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加