考えすぎると上手くいかなくなる

自力で視力回復をはじめると、

「はやく回復して不自由のない生活がしたい」

そう思いはじめるだろう。

それはあたり前の感情だと思う。

視力回復をはじめて1か月後、明らかに前より見え方が良くなっている。

スマホを見た時にぼやけて見えた文字がぼやける範囲が狭くなったとか、

ベランダから見えていた木の葉が濃くなってきた感じがするとか、

裸眼でいる時に目が軽いような感じがするとか。

良い変化が現れる。それは諸刃の剣でもある。

その2週間後、今度は見え方が悪くなっている。

スマホを見た時にぼやける範囲が広くなったとか、

前は読めていたはずの数字が読めなくなっているとか、

なんだか目の周りの筋肉がだるいとか。

「なぜなんだ?2週間前は良くなったと感じたのに」

「元に戻ってしまったのか?」

見え方が良く感じたあの時の喜びは吹っ飛び、焦りが出はじめる。

一度良くなったという感覚を味わったから、なおさら疑問が湧く。

そして原因を探し出す。

そういえば最近会議が増えてメガネを使う時間が増えたなとか、

スマホのゲームをやり過ぎて目が疲れているのかなとか、

寒くなってきて目が乾燥しているのかとか、

食べ物が原因なのかとか。

いろいろ考えだす。

こうなると焦りや不安が大きくなり、原因探しのループにはまってしまう。

良い時もあれば悪い時もある

視力回復以外のことを考えてみればわかる。

体調、気分、人間関係、仕事、お金、遊び、人生、すべて良い時もあれば悪い時があり、それを繰り返している。

これはあたりまえなんだけど、良いことがあると、どうしても悪いことが際立ってしまう。

だから見え方が良くなった時は、

「次は見え方が悪くなるかもしれない。」

それくらいに考えておいたほうがいい。

でも全体で見れば、それも視力回復の過程なんだから。

悪い時も含めて視力回復しているという考え方。

それが大事。

経済が回復しているときの株価の動きをイメージするとわかりやすいかも。

株価が上がったり下がったりするけれど、少しずつ右肩上がりしていく感じ。

そういうイメージを持っていると、良い時も悪い時も、常に視力回復に向けっていると感じることができる。

迷ったり、不安になったら、

「考え過ぎんな」

「初心に戻れ」

視力回復に取り組み始める時のゼロに戻れば失うものはない。

焦りや不安は消える。

そうすればきっと上手くいく。

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