私は「メガネをかけない視力回復法」
をおすすめしている。
強度近視であってもメガネを使わない。
もちろんいきなり全く使わないのは無理があるので、少しずつメガネを使わない時間を増やしていく。
はじめはスマホを見ている時間だけ、パソコンを見ている時間だけ、家にいる間だけ、というように少しずつ時間を増やす。
すると裸眼で見る力がついてくる。
合わせて潜在意識の力を使えば少しずつ景色が鮮明になっていく。
そうはいっても、長年メガネを使ってきた人にとって、裸眼で生活するのは簡単なことではない。これは私も体験しているから十分過ぎるくらいわかっている。
はじめのうちは人混みを歩いたり夜道を歩くのが怖い。
人とぶつからないだろうか?
電柱にぶつからないだろうか?
道に迷ってしまうかも?
そんな恐怖がある。
0.1以下の視力なら、裸眼で街中を歩いた時、全てがにじんだ水彩画のように見えるのだから。
人の顔はのっぺらぼうだし、スーパーに行けば、いろんな色がありすぎて酔ってしまう。
夜であれば真っ暗闇ににじんだ光が見えるだけ。
「怖くて街を歩けない。」そう思うのも当然かもしれない。
そんな人におすすめなテクニック、それが俯瞰
自分を斜め後ろ上から眺めている意識を持つ。
エレベーターの中にある監視カメラの目線で自分を後ろから見ているイメージ。
視点が上にあがるため視野が広くなる。
「えっでも実際は後ろに目があるわけじゃないよね?」
そう思ったかもしれない。
でも、やってみて慣れてくるとわかるのだけど、実際に後ろに目が無くても、そのような感覚になる。
そうすると、後ろから近付いてきた人や自転車、車などが気配でわかるようになる。
スポーツ選手は俯瞰が自然に身についてる人も多い。
サッカーやバスケットボール、ラグビーなどで、
「なんであんなところにパスが出せるんだ?」
と思ったことはないだろうか?
それは俯瞰の範囲が広いから、実際に目で見ていなくても、味方の気配がわかり、パスが出せるのだ。
はじめはなかなか感じがつかめないかもしれない。
でもまずはやってみてほしい。1日に1分でもいい。思い出した時にやってみる。
こんな感じかなと試行錯誤しながら。
1週間もすれば慣れてくるから。
はじめは1mくらいうしろから、なれてきたら2m、3mというように高さを上げていくといい。
俯瞰できるようになると、街中を歩いているときに人の気配に気づきやすく、ぶつかりにくくなるのでメガネをかけない不安が軽くなる。
不安が軽くなればモチベーションも上がり、視力回復を続けやすくなる。
視力回復に取り組んでいる人はぜひやってみてください。