いつもありがとうございます!健康コンサルタント×ブロガーのあつもり(→プロフィール)です。
僕は小学校と中学生の息子がいて、2人ともバスケットボールをやっています。だから、週末はどちらかの応援に行くことが多いです。
みなさんは、バスケの応援に行ったことがありますか?
プロの試合だったら、応援の声が直接選手に届くことは、なかなかあることではありませんが、小学生、中学生の試合だったら、応援席の声は選手に届きますよね。
そこで氣をつけたいのが、応援の掛け声です。掛け声の仕方によって、全く選手の動きが違ったのものになるからです。
「掛け声なんて、何を言っても同じじゃないの?結局は選手の技術力じゃないの?」
と思われるかもしれません。
いいえ、それは違います。なぜなら、バスケットボールは技術力はもちろん大事ですが、流れを引き寄せるメンタル力も、同じくらい大事だからです。
そして、このメンタル力は、応援の掛け声次第で、2倍にも3倍にも膨れ上がるのです。そしてメンタル力を引き出すことができれば、それが良いプレーにつながっていくのです。
今回は、バスケの応援の掛け声で、選手たちの力を引き出す方法、について書いていきます。
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ネガティブな言葉は言わない
ズバリ言います!
「ポジティブな言葉をかけてあげよう」
「何だそんなことか。」
と思われたことでしょう。
でも、言われてみると、簡単に聴こえるかもしれませんが、実際にできている人は驚くほど少ないのです。
なぜなら、選手が自分の思った通りの動きをしてくれない時、つい、
「あ~あ」「それのシュート外す?」「もっと走れよ」
というような言葉が、反射的に出てしまうからです。これは、ゲームにのめりこめばのめりこむほど、こうなります。
つまり、応援者のほうが熱くなってしまい、我を忘れてしまうのです。そして、勝ち負けなどの結果にこだわる人ほど、この傾向は強くなります。
もちろんスポーツですから、結果にこだわるのは大切なことです。しかし、結果にこだわるあまり、選手がミスしたら、罵声を浴びせるのは良くありません。
あくまでも応援なのですから。応援というのは、たとえミスしたとしても、「次があるさ」と温かく見守ってあげることですよね。
その、「見守ってあげる」という姿勢が選手たちの心の盾となり、相手に向かってゆく勇氣になるんです。
「私たちはあなたたちの味方だよ。だから思い切りプレーをすればいいんだよ」
そういった氣持ちが、伝わるような言葉をかけてあげるのが良いんです。
いいプレーをしたら必ず認めてあげる
ではどういう言葉をかけてあげれば、良いのか?いいプレーをしたら、褒めの言葉をかけてあげればいいんです。
とっても簡単ですよね。でも、簡単だけどできない。なぜなら、日本は叱って育てることが美徳とされていたため、褒めることに慣れていないからです。
褒めることが恥ずかしい、褒めたら調子に乗るんじゃないか、褒めてのびるなんてきれいごと、そういった考え方がはびこっています。
でも、褒められる側に立ってみれば、これが正しい考えだとは思わないはずです。だって、あなたは、褒められて嫌な思いになったことがありますか?
たぶん、褒められて嫌な思いになる人はいないのではないでしょうか?
だからといって、相手をおだてるための、お世辞は良くありません。選手たちに届くのは、心からの誉め言葉です。
「今のシュート凄く良かったよ」
って心から言われて、嫌な思いをするはずがないのです。
だから、「褒めたらいけない」、という考えに捉われているかたは、「褒めたほうがよい」という考え方のほうが上手くいきます。
その考えは、応援に表れ、ポジティブな言葉がどんどん出るようになります。そして間違いなく、選手たちの士氣はあがっていきます。
人は常に、他人から認められたい、という強い欲求を持ってます。
褒めの言葉をもらって、心が満たされると、とっても幸せな氣持ち、楽しい氣持ちになるはずです。それは、もっといいプレーをしたいという思いになっていきます。
スポーツ選手はいっぱい食べないと、なんて言って体にばかりご褒美を与えます。しかし、脳にも同じようにご褒美を与えないと、エネルギー切れを起こしています。
脳へのご褒美それが、相手を認めてあげる言葉や誉め言葉なのです。
だから、
良いシュートをしたら、「ナイシュー」
良いディフェンスをしたら、「ナイスディフェンス」「ナイスカット」
リバウンドを取ったら「ナイスリバン」
また良いプレーをしたら、名前を言ってあげるのも良いです
「ルイ、いいぞ~!」というように。
そして、一度認められる喜びを感じると、さらに認められたい、という欲求が生まれます。
「もっと褒めてもって褒めて」
という状態です。
これは、良いプレーのあとに褒めることで、効果が倍増します。良いプレー×褒めの言葉は、脳にとって最高のご褒美になるのです。
この状態が続くと、自分でも、思ってもいないような力が出せるようになってきます。
だから、良いプレーをしたら褒めてあげることが、その選手の力を引き出すことになり、そして、それはチームが流れにのる原動力になるのです。
失敗してもフォローしてあげる
例え失敗したとしても、罵声を浴びせることは応援ではありません。失敗したら次があるさ、とフォローしてあげるのが、応援なんです。
シュートを外したり、パスをミスしたり、したときに、
「何やってんだよ」
と言う言葉をかけた場合、その言葉で、今の失敗が、さらに心に焼き付けられ、選手たちの頭の中は、その失敗でしばらく支配されてしまいます。
そうなると、次のプレーが全力ではなくなるし、とても消極的なものになってしまいます。
ですが、これがフォローの言葉だったらどうでしょう?
「おしい」「どんまい」
というような、「次があるさ」という掛け声。
これならば、今の失敗は、心の中からスーッと消えてゆくでしょう。そして、
「今失敗したのなら、次は成功するだろう。」
というポジティブな思考になっていきます。
そうすれば、次のプレーが積極的になるし、いずれ必ず良いプレーにつながります。
さいごに
応援の掛け声が、とても大事なのだということがおわかりいただけたでしょうか?
大事なのは、結果に目を向けるのではなく、選手たちの心に心を向けること。バスケは、頭と体だけで戦っているのでなない、ということです。
でも、応援ひとつで選手たちの士氣、プレーが変わってくるなら、それって、素敵なことだと思いませんか?
だって、応援次第で、試合に勝てることだってあるのですから。事実、強いチームのほとんどは、応援席が明るく盛り上がっているんですよ。
ここまで話してきてなんですが、あまり堅苦しく考えずに、ポジティブな氣持ちで、応援を楽しんでやればいいんです。
楽しい氣持ちは、選手たちにも響いていきますからっ。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!