テレビでアレルギーのことがやっていた。
小麦を食べると湿疹が出たり呼吸が苦しくなったり。
あるとき、小麦を食べたあとに、体に痒みを感じた。
「なんだか体が痒いな。なんでだろう」
特に原因も見当たらない。
でも次の日に小麦を食べた後にまた痒みを感じる。
「もしかしたら小麦が原因?」
また次の日も小麦を食べた後に痒みを感じる。
「小麦が原因なんだ。きっとそうだ。小麦アレルギーってやつだ」
こうなってしまうと、次に小麦を食べた時も痒みが出る。
自分でそう信じてしまっているのだから当然そうなる。
小麦を食べる→痒みがでる
この法則が出来上がってしまっている状態。
小麦アレルギー決定。
もしかしたら小麦が原因ではなかったのかもしれない。
一時的に痒みが食後に現れただけなのかもしれない。虫に刺されていたのかもしれない。
でも小麦と痒みを結び付けてしまって、そのことを強く信じてしまえば、それは潜在意識(無意識)に落とし込まれる。
そうなるともうそういう体質になってしまう。
だから何を信じるかはとっても大事。
人前で話す前に必ずお腹が痛くなる。
高いところにいくと足が震えてしまう。
野菜を食べた後は腹が下る。
自分の中で作り上げられた法則があるだろう。
もしそれが自分に都合の悪いことなら、なんでそのことを信じたのだろう?と自分に聞いてみるといい。
そして、本当にそれを信じていいのかどうかをもう一度自分に問てみる。
それが潜在意識にある「自分法則」を壊す第一歩になる。